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![]() 7/16、ホーチミン市民劇場で「TOYOTAコンサートツアー」がありました。
9の日のいつものコンサートより観客の日本人率が高かったり、ベトナム人も多かったり、雰囲気が違いました。 開演時間も、いつもの9の日は時間通り始まるのにちょっと遅れての開演。 プログラムは。。。 バイオリンソリストDo Phuong Nhiさんと本名徹二さん指揮、ベトナム国立交響楽団 演目は。。。 ビゼー/歌劇《カルメン》より前奏曲 サン=サーンス/序奏とロンドカプリチオーソ op.28 ルロイ=アンダーソン/タイプライター ルロイ=アンダーソン/ワルツィングキャット 指揮者に挑戦コーナー オッフェンバック/オペレッタ《天国と地獄》より序曲 ヨハン・シュトラウス2世/歌劇《こうもり》より序曲 ヨハン・シュトラウス2世/ポルカ・雷鳴と電光 ヨハン・シュトラウス2世/トリッチ・トラッチ・ポルカ ヨハン・シュトラウス2世/鍛冶屋のポルカ アンコールはたぶん、ヨハン・シュトラウス2世/狩り だったと思います。 携帯電話を切るように、のアナウンスが入らなかったせいか、演奏中携帯電話が何度も鳴って話し声は聞こえるし、まったく迷惑なことです! さて、演奏は… 私はベトナム国立交響楽団を聞いたのは2年前のTOYATAコンサートと去年ハノイでのマーラー、千人の交響曲のコンサートの2回しかありません。 初めて聞いた時の印象は、若いなというのと、力強さがないなというものでした。 去年のマーラーは細かいことはともかく、演奏者の気合が伝わる、よくがんばった、という印象でした。 今年は、最初の1音から驚いてしまいました。 力強さと張りのある音、気合、バランス感、日本のオーケストラに近い音に感じたからです。 これは、きっと指揮者の信念が団員に伝わって、関係がうまくいっているんだろうなと思いました。 ホーチミンにもこんな指揮者がいてくれたら、オーケストラのレベルも上がるだろうに残念なことです。 今回のバイオリンソリストは、まだ12歳の女の子でコンサートマスター(女性)の娘さんだったようです。 立居振舞はすでに大人並み、演奏もテクニックはなかなかでしたが表現力はまだまだなのでしょう。 指揮者がソリストにずっと向き合って、目線や呼吸、体中で曲想を指示しているようでした。 まあまあ上手だけど、どうして子どもにソロをさせたんだろう?と思ったのですが、このコンサートの収益が若い才能の育成のために使われるということなら、あえて若い奏者を起用するのもわかる気がします。 実際、大歓声を受けていましたから。 きっと海外のいい音楽学校で勉強できれば将来いい演奏家になれるのではないでしょうか。。。 今回のプログラムは軽い、短いクラシック曲ばかり、演出もおもしろくて楽しめました。 パーカッションの男性が大活躍だったのですが、「タイプライター」では事務員の恰好でタイプライターを打つという演奏をし、「鍛冶屋のポルカ」では首にタオルを巻いた作業員姿で鉄を打つという演奏、アンコールの「狩り」では狩人としてライフルを打つという演奏をして目でも楽しませてくれました。 指揮者に挑戦コーナーでは、事前に仕込があったように思われますが、子どもたちが何人か「天国と地獄」を指揮していました。 1番最初に指揮した男の子は、最前列の客席でずっと指揮者のまねをしていたので、やるだろうなと思ったら出てきた!と、客席のみんなが思ったと思います。 どこで覚えたのか、左手でステージ奥の方の奏者に向かって合図してみたり、エンディングでは巻きの合図をしてみたり、終わった後は団員を立たせる合図をしたり。 もう、大うけでした! あと15年くらいしたら、このホールで指揮してたりして… でもコンサートの演奏時間がたったの1時間で、ボリュームとしては物足りなさが残るものでした。 ま、このくらいで終わっておかないと、ベトナム人は座っていられないからかもしれませんね。 ↓よろしかったら押してくださいませ~♪ ![]() にほんブログ村 スポンサーサイト
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ある笛吹きのベトナム、ホーチミン駐妻日記
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